境内

境内のご案内と、当神社の見どころをご紹介します。

Googleストリートビューに境内の様子が掲載されております。

御神木

当社のご神木である、イチイ(一位、櫟)の木です。「熊野権現御垂迹縁起」によれば、熊野の神は熊野本宮大斎原の三本の櫟の木に天降られました。櫟は容易には大きくならない木で、この巨木はまさに熊野の神の木といえます。

展望

境内からは高崎市や前橋市の町並みが一望できます。右手には妙義山。お正月の御来光や夜景も見事です。

石の風車

江戸時代、元禄元年(1688年)中仙道往来の旅人が石の風車と見て親しみ、「碓氷峠のあの風車 誰を待つやらくるくると」と追分節に唄われ、馬子から馬子へと全国に伝わりました。

神社石段を築造した佐藤平八郎、佐藤市右衛門の「二世安楽」を願い、次代の市右衛門が佐藤家の家紋(源氏車)を刻み奉納した物です。

狛犬

当社に何体かある狛犬の中で最も古いもので、室町時代中期の作と伝えられます。長い胴と、一見して「なまず」か「猿」に似た顔つきが太古の風格を持ち、参拝者の心を和ませます。石の狛犬としては全国でも初期のものとのことです。

新宮殿の彫刻

日光東照宮を手掛けた彫刻師である左甚五郎の弟子達が、江戸時代上期に手掛けた建物で、彩色こそありませんが、日光東照宮の彫物とよく似ています。

新宮殿の内部の天井近くにある彫刻です。上には飛龍が、下には龍となっております。真中にいる猿の様な彫物は雷様となっております。

当社の坐す碓氷峠は霧が多く、時には神秘的な雰囲気が漂います。日本武尊が東征の折、道に迷われた御由緒が納得できます。

見どころ

ジョン・レノン氏の参拝

ジョン・レノン氏一家が軽井沢を訪れた際、熊野神社にご参拝され、境内の石灯籠に祈念を込め玉砂利を置かれました。

祈りとともに石を積む。
ジョン・レノン 家族生活(西丸 文也、角川書店 1982年、60ページ)より

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